よくある質問
病室について
携帯電話の使用は医療機器への影響がありますので、指定された場所でご利用ください。病室内でのご使用は固くお断りいたします。
(指定場所:1階会計前ロビー・2階ディルーム・食堂・3階患者食堂、談話室)
病棟内の設備等について
当院に売店はございません。
退院について
入院会計の取扱い時間は、
平日8:30~17:00 / 土曜日8:30~12:00
となっております。
お支払いについて
入院医療費は、患者様の加入している保険で定められている個人負担額をお支払い頂きます。
入院医療費は、15日および月末に締め、25日(午後)および翌月10日(午後)に請求書を1階受付でお受け取りいただき、お支払いください。
(退院時は、退院当日までの医療費残額をお支払いください。)
発行日が、土曜・日曜・祝日の場合は、翌平日となります。
お支払いは、現金のほか、クレジットカード・デビットカードがご利用できます。
人工股関節について
外来は基本、予約外来となっておりますので可能であれば電話で受診予約をお願いします。
お急ぎの方は、当日受付でも診察させて頂きます。
紹介状は必ずしも必要ではありません。
以前は65歳以上が手術時期と言われていました。人工関節の耐久性が延長し、手技の発達とともに日常生活動作にほぼ制限がなくなった現在では、「痛みに我慢が出来なくなり、日常生活に支障がある」時と考えます。年齢が若くして行う場合は、入替手術の可能性を理解しておくことが必要となります。
手術前に全身麻酔のための検査と可能な方は自己血貯血を行いますので、手術を決めてから1ヶ月から2ヶ月ほどで手術となります。手術は月曜日から金曜日まで毎日行っておりますので、御希望の曜日の選択は可能です。
活動量や体重など個人によって様々ですのではっきりと申し上げることは出来ません。
一般的には20年前後と言われていますが、もう少し長くもつ可能性は十分あります。
かかりつけ医があれば必ず手術を受けることをお伝え下さい。
虫歯や歯周病など歯科的な病気は、術後感染の原因となる可能性があるため前もって治療しておいて下さい。湿疹や水虫など皮膚科的病気も治療が必要となります。
自宅生活が不自由なく送れることが目標となりますので、明確な入院日数はありません。
平均的には2週間程度で、杖や手すりと使用した歩行・階段昇降が可能となります。車の運転も可能です。
当院の手術方法は、股関節周囲の関節包靱帯を個々の患者様のバランスに合わせて行う、関節包靱帯温存仰臥位前側方アプローチ(MIS-ALsupine approach)です。従来の靱帯や軟部組織を温存して行う手術のため脱臼の危険性はほぼありません。そのため、術後の生活動作制限はありません。転倒して骨折しないように注意することだけが必要となります。
人工関節が自分の骨とちゃんとあってくるかを確認するため、手術後半年間程度は1ヶ月から2ヶ月おきにレントゲン検査を含めて診察させて頂きます。リハビリは当院で行うことも自宅近くの施設で行うことも可能です。(紹介状を書かせて頂きます)
人工関節は不具合が起きても初期では症状を自覚することがありません。半年以後は可能であれば1年に1回の受診をお勧めしております。
人工膝関節について
変形性膝関節症の患者さんはお年を召された方が多く、手術を受けられる患者さんもご高齢の方が多いです。手術を受けるにあたり、あまりにも重篤な持病がある場合には、手術を見送る場合もあります。術前に検査を行い、安全に手術が受けられるかどうかを判断します。
なお、当院での人工膝関節置換術を行った最も高齢の方は94歳でした。この患者さんは、リハビリ意欲も高く、手術後経過は良好で、自宅退院後ひざの痛みなく元気に過ごしています。
人工膝関節手術は、痛みをとる効果には優れていますが、ひざの動き(可動域)に関して正座が可能になるほどは改善しません。手術前のひざの動き(可動域)が悪い患者さんの場合には、手術後に動き(可動域)が改善する可能性はあります。しかし手術前に、正座が不可能である場合は、手術後正座が可能になることはありません。
平均2-3週間です。リハビリの進行度合いによって異なります。
術前の下肢筋力が弱い場合などには、入院期間を延長し、リハビリを行います。
手術前に、貧血の程度が強い場合には輸血が必要となる可能性があります。
術後6か月くらいまでは、月1回程度の診察を行います。
それ以降は、6か月もしくは1年毎の診察を行います。
リハビリに関しては、引き続き外来で行います。
当院への通院が難しければ、患者さんの通院しやすい病院へ紹介し、リハビリを継続します。