病院のご案内 Information
放射線科
各種検査機器のご紹介
- デジタルX線画像診断システム
- 80列マルチスライスCT
- 1.5T MRI
- マンモグラフィ
- 骨塩定量測定検査
- 透視撮影検査装置
一般撮影装置
キヤノンメディカルシステムズ(株)社製
RADREX
広範囲な上下伸縮、長手・横手の移動ができ、胸腹部撮影から整形外科領域まで様々な検査に対応することができます。
カセッテ型FPDシステム
富士フイルムメディカル(株)社製
CALNEO Smart
抗菌・防水・耐荷重性能。軽量ボディに、多様な撮影シーンを想定した機能を凝縮。
当院ではFPDシステムを採用しており、従来の装置に比べ被ばく軽減・撮影時間短縮と患者様の負担低減につながり、安心して検査を受けて頂くことができ、かつ鮮明な画像を提供することが可能です。
立位撮影台
㈱大林製作所社製
ROCKET EVOLUTION1
高品質・メンテナンス性・安定性に考慮された純国産。
臥位撮影台
㈱大林製作所社製
E・JIS
コンセプトは「撮る人・撮られる人にやさしい」
検査を行う際に必要となる立位・臥位撮影台は、患者様のことを第一に考え安心・安全に検査を受けて頂く為の機器を導入しています。撮影台が冷たい、硬くて痛い等の不安を軽減できる機種となっています。
CT:Computed Tomography
キヤノンメディカルシステムズ(株)社製
Aquilion Lightning Helios Edition(80列マルチスライスCT)
80列マルチスライスCTを導入しています。
瞬時に細かく80断面(スライス)が同時に撮像できる最高水準のマルチスライス技術により、鮮明な画像を得ることができ、高速撮影で撮影時間を大幅に短縮、X線被ばく低減、開口部分は780mmの大口径となっており、従来の装置と比べより安心して正確な検査を提供できる装置となっております
MRI:Magnetic Resonance Imaging
キヤノンメディカルシステムズ(株)社製
Vantage Gracian(1.5T)
MRI検査の高画質と検査時間短縮は、相反するものでしたが、AI技術の1つであるディープラーニングを用いた再構成技術 AiCE を搭載した、MRI装置Vantage Gracianを導入しました。高画質と高速化を両立をした検査が行えます。
MRI検査の特徴は、血管、脊髄腔、胆管、膵管などが造影剤なしで撮影可能で、その他にも頭部から整形外科領域まで全身の検査を行うことが出来ます。そしてCT検査とは異なり、被ばくはありません。
造影剤を用いた場合でも、CT検査の1/5の量で検査を行うことができるため、患者様の負担も軽くなります。
MMG:Mammography
キヤノンメディカルシステムズ(株)社製
Pe・ru・ru DIGITAL



マンモグラフィとは乳房X線撮影のことであり、当院ではFPDを搭載した最新式の乳房X線撮影装置を導入しています。従来の装置に比べ被ばく低減・撮影時間短縮と患者様の負担軽減につながり、安心して検査を受けて頂くことができ、かつ鮮明な画像を提供することが可能で、触ってもわからない様な小さな病変も発見することができます。
骨塩定量検査
日立アロカメディカル(株)社製
DCS-900FX
当院では、DEXA(Dual-energy X-ray absorptiometry)法を用いて腰椎と大腿骨の両方で骨密度を測定するDCS-900FX(日立アロカ)を導入しています。腰椎と大腿骨両方で骨密度を測定することでより正確な値を得ることができます。
透視撮影装置
日立メディコ(株)社製
EXAVISTA
多目的デジタル透視撮影装置「EXAVISTA」を導入しています。
高精細な画像を得ることが出来るFPD(フラットパネルディテクター)というX線検出器を備えています。FPDは撮影した瞬間に歪みのない鮮明な画像を得ることができるので、診断精度の向上が期待できます。また実用上の劣化もないため低い被ばく線量を維持できます。嚥下造影検査(VF)にも対応し、胃のバリウム検査をはじめ、内視鏡を使った消化管の検査や治療、外科・泌尿器科領域など様々な検査に使用されます。
検査紹介
大腸CT検査(CTコロノグラフィー:CTC)
新たに大腸CT検査(CTコロノグラフィー)を行うことが可能となりました。内視鏡を使用しない新しい大腸検査です。
炭酸ガスで大腸を膨らませたうえでCT撮影を行い、専用のワークステーションで画像を3D処理することで、実際の内視鏡でのぞいているような画像を再構成して、観察・診断する検査です。
3次元的に観察できるため大腸の全体像や病変の形状を正確に把握することができます。


内臓脂肪CT検査
当院では、保険診療でのCT検査の他に、自由診療でのCT検査も行っております。内臓脂肪CT検査は自由診療(保険適用外(自己負担))の検査となりますが、ご自身の肥満が内臓脂肪型なのか皮下脂肪型なのかを簡単に調べることができます。
近年、2型糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病は内臓脂肪型肥満により引き起こされることが多いと言われています。また、内蔵脂肪型肥満に加え2つ以上の生活習慣病を併発している場合、メタボリックシンドロームと呼ばれます。この状態が続くと、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険が高くなるので内臓脂肪を減らすことが必要となります。
2型糖尿病や高血圧、高脂血症などのある方はもちろん、一般の方もご自身の内臓脂肪を画像で見たいという方はぜひご相談して下さい。

[異常所見]
女性、内臓脂肪面積64.25cm2

[正常所見]
女性、内臓脂肪面積15.85cm2

[異常所見]
男性、内臓脂肪面積228.08cm2
[正常所見]
男性、内臓脂肪面積19.06cm2
青色が内臓脂肪面積、赤色が皮下脂肪面積です。
VSRAD(MRI)検査
Voxel-based Specific Regional analysis system for Alzheimer's Disease の頭文字を取ってVSRAD(ブイエスラド)と呼びます。
アルツハイマー型認知症は物忘れの進行とともに脳の萎縮、特に海馬という記憶に関する部分が委縮します。VSRADはこの委縮の程度を見る検査です。
MRI画像を使って、脳の萎縮度をみる検査【VSRAD】によって、早期アルツハイマー型認知症の支援が可能となりました。アルツハイマー型認知症をMRI画像によって診断できるようになると、早い段階からの積極的な治療の開始へと繋がり、結果としてアルツハイマー型認知症の進行を遅らせることが期待できます。