外来のご案内 Ambulatory
乳腺科
マンモグラフィ



当院では、専門医師による「乳腺専門外来」を設けています。初期の乳がんも発見できる専用の高画質画像で操作しやすいマンモグラフィ装置(キヤノンメディカルシステムズ株式会社製:Pe・ru・ru DIGITAL)を導入して検査をしています。
※マンモグラフィ撮影は女性技師が行っていますが不在時には男性技師が撮影する場合もあります。検査担当についてお気軽にお尋ねください。
症例供覧

早期発見が大切な病気です。ぜひ一度検査を受けてみられませんか?
- 慢性の乳腺疾患(乳腺症)の方。
- 検診・ドックで再検査が必要な方。
- 乳房のしこりが気になる方。 女性ホルモン剤を長期服用の方。
- 乳がんになった血縁者がいる方。
- 出産経験の無い人 等
当医院にはマンモグラフィ検診精度管理中央委員会より認定を受けている常勤医師と放射線技師がいます。また広島市乳癌健診指定施設となっております。
マンモグラフィのよくある質問
Q. マンモグラフィとは?どのように撮影するの?
乳房専用のX線装置で撮影台の上に乳房を乗せ、透明な板で圧迫して薄く伸ばして撮影します。
Q. 圧迫はなぜするの?
マンモグラフィでは、1mmより小さい腫瘤や石灰化像を触診では触れることのできないようなしこりを発見することができます。
しっかり圧迫することで乳房を引き延ばすので、放射線の被曝量を少なくする効果や写真のボケも防止でき、よりよい写真を撮影することができます。
圧迫は、マンモグラフィをする上でとても必要なことです。
Q. 放射線の影響は大丈夫?
マンモグラフィによる被曝は放射線検査の中でも少ない検査です。東京⇔ニューヨーク間で飛行機の中で受ける自然放射線量と同じくらいです。人体に及ぼす危険性はほとんどありません。
Q. 妊娠しても検査できますか?
現在妊娠している方、妊娠している可能性のある方は、撮影前にお申し出てください。放射線感受性の高い胎児への被曝を最小限にする為、検査の変更や延期を検討させていただくことがあります。
Q. マンモグラフィのみの検査をするだけで大丈夫?
マンモグラフィはとても有効な検査ですが、万能というわけではありません。超音波検査(エコー検査)でないと分からない乳癌もあります。
マンモグラフィと超音波検査(エコー検査)の両方の検査にはそれぞれ得意な病変と不得意な病変があります。患者様に相応しい検査を当院の専門医師の診察により決めさせて頂きたいと思います。
Q. 生理中でも大丈夫なの?
特に問題はありません。ただし、人によっては生理前はホルモンの関係で乳房が張って痛むことがあります。できれば生理が始まってから2~3日後から1週間くらいの乳房の張りがなくなり柔らかい状態の時に受けられるのが望ましいです。
Q. 豊胸手術をしていても検査できますか?
一般的に豊胸手術の乳房内留置パックを破損する可能性を否定することができません。また、破損しなくても周辺の乳腺を広げて撮影することができない為、診断に必要な情報を得ることができません。よって、お断りすることがあります。
豊胸手術をされている方は、医師と相談の上、超音波検査と触診をしていただくよう勧めています。
利用料金等
項目 | 料金 |
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乳癌検診マンモグラフィ |
エコー + 視触診:5,000円 マンモグラフィ(2方向) + 視触診:6,000円 エコ- + マンモグラフィ(2方向) + 視触診: 8,000円 ※症状がある場合は、保険診療になります。 |
広島市・原爆検診(触診・マンモグラフィ) | 無料 |
市検診 | 1,600円 40歳以上の女性で乳癌検診通知書を持参の方 |
※市検診については、70歳以上の方・生活保護・市民税非課税者・後期高齢者被保険者証をお持ちの方は免除になります。
医師 | 放射線技師 | 施設 |
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日本乳癌学会認定医 マンモグラフィ認定読影医 |
マンモグラフィ技術認定技師 | 広島市乳癌検診指定施設 |