LED内視鏡システム導入のお知らせ

内視鏡とは先端にカメラが付いたファイバースコープのことで上部内視鏡では食道、胃、十二指腸、下部内視鏡では大腸全体の観察および治療を行う医療機器です。

当院では令和2年7月30日に最新のLED内視鏡システム「ELUXEO 7000システム」(富士フイルム社製)を導入しました。
複数の高出力LED照明を用いており従来の機器と比較してより鮮明な画像を映し出すことができます。
また富士フイルム独自の技術であるBLI(Blue Light Imaging)やLCI(Linked Color Imaging)といった多彩な観察が行えます。

多彩な観察方法により微細な癌あるいは類似疾患の観察及び治療が可能となっています。
 

LED内視鏡システム(1).png

               LED搭載内視鏡システム「ELUXEO」                    上部消化管用 700システムスコープ
              上段:プロセッサー、下段:光源装置                    下部消化管用 700システムスコープ

 

内視鏡01.png

 

 

粘膜表層の微細な血管や粘膜の微細な構造などを強調して表示する機能です。
血管や表面構造などの観察に適した画像を表示します。
従来では見落としてしまいそうな病変も観察できるようになっています。

内視鏡02.png

 

 

画像の赤色領域のわずかな色の違いを強調して表示する機能です。
赤みを帯びた色はより赤く、白っぽい色はより白くなるように色の拡張、縮小を行い粘膜の
微妙な色の違いを強調します。
これにより微小病変の観察ができるようになります。
 

上へ戻る