野村病院 外来風景

外来のご案内 Ambulatory

神経内科

当院の神経内科は、パーキンソン病の的確な診断に基づく治療を行い、患者さまの生活の質の改善を行うことを目的としています。

パーキンソン病は、脳のドーパミンが不足する病気で、50歳代に発症することが多く、手足のふるえ、筋肉のこわばり、動作の緩慢化などが主な症状です。
神経難病のなかでは最も有効な治療法が確立されており、早期に診断し適切な治療を行なえば、質の高い生活を送ることが十分に可能です。

下記の症状にあてはまる場合、パーキンソン病である可能性があります。症状等について、ご心配のある方は、パーキンソン病専門外来までご相談ください。

  • 手足がふるえる。字がふるえて書けない。
  • 力が入らない。疲れやすい。
  • 手足がしびれる。肩こり。腰痛。
  • つまずきやすい。転びやすい。足をひきずる。
  • 声がでない。声がふるえる。声が小さい。
  • 表情がなくなった。
  • 姿勢が悪くなった。
  • 人と会ったり、外出するのがいやになった。
  • 動きがわるくなった。一つの動作をするのに時間がかかるようになった。
  • よだれが多くなった。
  • 座っていると自然に身体が傾くようになった。
     

また、脳の萎縮度をみる検査【VSRAD】によって、早期アルツハイマー型認知症診断の支援が可能となりました。
アルツハイマー型認知症はもの忘れの進行とともに脳の萎縮、特に海馬という記憶に関する部分が萎縮します。
VSRADはこの萎縮の程度をみるMRI検査です。
アルツハイマー型認知症をMRI画像によって診断できるようになると早い段階から積極的な治療の開始へとつながり、結果としてアルツハイマー型認知症の進行を遅らせることが期待できます。

認知症について少しでも気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

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